四間飛車対策の居飛車穴熊!4四銀型は許すな!


プロ間でもアマチュア間でも人気の四間飛車。

指したことがある方、指されたことがある方、多いのではないかと思います。

四間飛車に対して、居飛車側の対策として一番多いのは居飛車穴熊ではないでしょうか。

ただ、居飛車穴熊にすれば勝てるのかというとそんな簡単なわけもなく、なかなか崩すのが難しいんですよね。

特にやっかいなのが4四銀型。

この形にされてしまうと、居飛車側から攻めるのが難しくなりますし、逆に四間飛車から攻め込まれる展開になることが多いです。

そこで、4四銀型にされないようにするにはどうしたらいいか? ということをお伝えしていきたいと思います。

4四銀型とは?

そもそも、4四銀型とは何かといいますと、このような形が4四銀型と言います。

4四銀型四間飛車

4四銀型とは名前の通りで、4四に銀が出てくるから4四銀型ですね。

飛車の前に銀がいるだけで、一見普通な形なんですが、これがかなりやっかいで、居飛車側から動くのが難しいんです。

逆に四間飛車側からは、3五銀と出てきたり、5四歩~5五歩と仕掛けていったりできます。

なので、居飛車側が受ける展開になりやすくなります。

うまく受けないと攻め潰されてしまって、こちらは何もできずに終わってしまう…なんてことにもなりかねません。

良く姿焼きと呼ばれる形ですね。

もちろん、居飛車側から全く手がないわけではなく、居飛車側から動く手もあります。

定跡にもなっていますので、4四銀型に対しては、定跡通り行うのがいいと思います。

4四銀型の四間飛車に対する居飛車穴熊の定跡

それでは、4四銀型に対する定跡を見ていきたいと思います。


これが定跡ですね。

穴熊に組むまでの手順はいくつかありますので、そこまで気にしなくても問題ありません。

押さえなくてはいけないポイントは、△4四銀とあがってきたときに、▲3六歩と突くことですね。

4四銀型四間飛車

3五銀と出て来られると困るので、出て越させないようにします。

ここで△3五歩と仕掛けてきたら、▲3八飛と寄っておけば問題ありません。

△3六歩▲同飛で手はないですね。

なので、△5四歩と突いて、5筋から攻めてきます。

とはいえ、すぐに△5五歩と仕掛けてくる手にも切り返しがありまして、▲同歩△同銀のときに▲2四歩と突き捨てていきます。

△同歩に▲3五歩と3筋も突き捨てて、△同歩に▲3四歩と角を退かして飛車先の突破を目指します。

4四銀型四間飛車

角が逃げるしかなくて飛車が走れば、居飛車が指せる展開です。

ただ、▲2四歩と突き捨てたときに、△同歩ではなくて△同角の変化もあります。

その場合は、▲7五歩から桂頭を狙っていく手もありますし、△6五歩と角道を通して銀を狙っていく手もあります。

いずれにしても居飛車が指せます。

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なので、いきなりは攻められませんので、駒組みを進めていって問題ありません。

穴熊完成後は、攻め筋を作る必要がありますが、▲5九角~2六角と上がります。

4四銀型四間飛車

これは何を狙っているのかといいますと、4四に出た銀ですね。こちらを取ってしまおうという狙いです。

さらに、▲4八飛と右四間飛車にして、飛車をあわせます。

4四銀型四間飛車

ここからどうするのかといいますと、▲3七桂と桂馬も足していって、▲4六歩から飛車先を押し返していきます。

ただこれに対しては、△5三銀と引かれて銀が狙いにくくなりますので、難しい展開です。

定跡がそういった展開が多いですね。みんな研究し尽くしていますので、返し手の返し手が続いて、難解な局面になりやすくなります。

ということで、定跡を外してしまって、分かりやすい局面にしてしまおうというのが今回の狙いです。

銀損しても4四銀型は許すな!

では、局面を戻しまして、この局面。

4四銀型四間飛車

相手によって手順は違いますので、形が違うこともあるかもしれませんが、ポイントは桂馬ですね。

7三桂とあがって、次に△6五桂の角・銀の両取りを狙っています。

なので、▲6六歩と桂馬を飛ばせないようにするのが定跡なんですが、その定跡を外して、△3六歩と突いて、桂馬は飛ばせます。

△6五桂と飛んできた場合、▲8六角とかわします。

△5七桂成▲同金となって、銀損ですね。正確にいうと銀と桂馬の交換ですので、そこまでの駒損でもありませんが、銀の方が価値は高いので、駒損は駒損です。

4四銀型四間飛車

ここまでしてでも、4四銀型は組ませないということですね。

次に▲6四角と出る手がりますのでそれを防ぎたいんですが、難しいんですよね。

△6三金は▲5五桂と両取りかけれますし、△7三銀は美濃囲いが崩れるのでやりたくないと思います。

なので、無視して△4五歩など攻めてきた場合は、▲6四角と王手して、△7三銀に▲3七角と引きます。

後は▲8五桂から銀が取り返せて、居飛車が指せます。

ということで、△7三銀打としっかり受けます。

これには、▲6六金と上がって、玉頭を狙っていきます。

変化の一例としてはこんな感じです。


4四銀型に組ませての定跡よりかはこちらの方が指しやすいのではないかと思います。

また、定跡を外すため、相手が知らない場合が多いというのも大きいですよね。

こちらだけ知っている変化に持っていけるので、有利になりやすいと思います。

4四銀型に困っている倍は、ぜひ試してみてください。

5四に銀があがる5四銀型に対しては、こちらで紹介しています。

>>居飛車穴熊vs5四銀型の四間飛車

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