将棋クエスト2分切れ負けの超早指しが苦手ですぐに時間切れになってしまうので、できるだけ乱戦に持ち込んで、すぐに決着をつけるようにするんですが・・・
それはそれで、一手のミスですぐ負けになるので難しいんですよね。
研究を増やしてミスをなくすしかないんでしょうね。ということで、今回やられた早石田の6五角にい対する7四角の変化を見ていきます。
7四角は先手の居飛車側が良いとされていて、多いのは△3六歩▲同歩△5五角▲7七桂△7四飛▲2七角成の変化で、これで互角です。
この変化は研究していて、以前このブログでも取り上げています。
この変化に持ち込みたかったんですが、7四角は居飛車が良いで終わっているので、あんまり研究していないんですよね。
ただやられると やっぱり困るので、7四角の変化も見ていきます。
角の成り合い
7四角を打った後は▲同角と取ると意味がないので、▲4三角成△4七角成と馬を作り合うんですが、そこで▲4八飛とぶつける手があります。
△2九馬と桂馬を取る手が見えますが、▲6一馬△同玉▲4一飛成が金2枚取って龍が作れる上に王手飛車になります。なので、桂馬は取れません。
△同馬▲同銀で△2八飛と龍を作りに行く手も見えるんですが、▲6五角が厳しいようです。
これが▲3二角成から2枚替えを狙うのと同時に2九桂にヒモをつけます。△3一銀と引いて2枚替えを防ぐぐらいですが、▲1六馬と引いて飛車を動けなくします。
後は3九金から飛車を捕まえて居飛車が分かりやすくなります。
△4六歩の変化
私がやられたのは▲4八飛に△4六歩という手でした。
自然といえば自然な一手ですよね。▲4七飛△同歩成はと金ができてイヤですし、放っておくと今度は△2九馬があります。なので▲3八金と催促して、△4八馬▲同銀となったんですが そこで△4七歩成。
どっちで取っても飛車を打たれそうでイヤなんですよね。
そこで▲5七角と打ったんですが、△5二金右であんまりでした。
ここでどうすれば良かったかというと▲同銀で良かったみたいです。△4九飛は▲1八角で飛車が捕まります。
これで飛車が動けないので、▲5九金で飛車を捕まえにいけば分かりやすくなります。
ということで、あんまり気にしなくても良かったみたいですが、対局中は分からないですからね。特に2分切れ負けですと読んでいる時間もないので、後から調べるしかありません。
2分切れ負けはこうやって、1個1個調べていくしかなさそうですね。