筋違い角の対策に無理やり四間飛車と向かい飛車【振り飛車党必見】


振り飛車党がやられてやっかいなのが筋違い角ではないでしょうか。

居飛車党でもやっかいはやっかいですが、居飛車にはできるので、まだ戦えますが振り飛車党の場合、形を決めさせられてしまうのでやりにくいですよね。

そこで、筋違い角に対して2つご紹介します。

筋違い角に悩まされている場合は、どちらかお好きな方で対応してみてはいかがでしょうか。

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無理やり四間飛車


筋違い角に対して、△6二飛で受けて▲3四角に△4二飛で飛車を2回動かすことで受ける指し方です。

無理やり四間飛車と呼ばれる指し方ですね。

手損にはなりますが、振り飛車にすることができ、プロも採用されたことがあるほど、有力な指し方です。

1992年NHK杯 伊藤博文vs森安正幸


筋違い角自体がプロ間ではもう指されなくなっていることもあり、

筋違い角に対する向かい飛車

普通の定跡だけではつまらないということで、筋違い角に無理やり四間飛車よりもさらに無理やり振り飛車にする指し方を紹介します。

こちらは大乱戦になりますので、しっかり組み合って戦いたい場合は上の無理やり四間飛車をオススメしますが、玉は薄くてもいいから攻め合いにしたいという場合はぜひ試してみてください。

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指し方はすごい簡単です。▲2二角成に対して△同飛と取ってしまおうということですね。

筋違い角に対する振り飛車

5筋をついてから角成に同飛と取る大野流向かい飛車はありますが、それとは違い、▲6五角が両取りになります。

当然、ダイレクト向かい飛車と同様に△7四角と合わせていきます。

筋違い角に対する振り飛車

▲同角と▲4三角成と両方ともあるところですね。

まずは▲同角の変化から見ていきたいと思います。

向かい飛車から▲同角の変化

筋違い角に対する振り飛車

▲同角△同歩と歩を吊り上げて、▲5五角と打たれるのが自然ですね。

これに対して△8二角と合わせていきます。

これにも▲同角成はさすがに手損になってしまいますので、▲2二角成と飛車を取るか▲8八角など引くかのどちらかになります。

▲2二角成△同銀と飛車を取ってきた場合は△3五歩から飛車の小瓶を狙っていく展開になります。

筋違い角に対する振り飛車

飛車・角交換とはいえ、方針が分かりやすいのは後手なのかなと思います。

ソフト評価値も全くの互角で20点ぐらいです。

▲8八角の場合は△1二飛と周って受けてから、銀を3三に持ってきたから振り直すのがオススメです。

筋違い角に対する振り飛車

飛車取りを放置して△3二金とあがると、そのタイミングで▲2二角成△同銀とされると△3五歩からの飛車の小瓶が狙いにくくなってしまいます。

いつでも▲3四飛など打たれて、金取りになってしまい、歩を払われてしまいますので、あまり面白くはありません。

向かい飛車から▲4三角成の変化

筋違い角に対する振り飛車

局面を戻しまして、▲6五角に△7四角に▲同角ではなく、▲4三角成とした変化を見ていきます。

通常のダイレクト向かい飛車であれば、銀が3三にいますので、金が上がって馬が取れますが、この場合は馬は取れません。

ただ、相手の駒組も進んでいませんので、4七角成とこちらも馬を作れますので、一局ですね。

とは言え、いきなり△4七角成としてしまいますと、▲4八飛とぶつけられて△2九馬には▲6一馬△同玉▲4一飛成で金2枚取られて、負けとなってしまいます。

なので、△5二金▲3四馬としてから△4七角成とします。

筋違い角に対する振り飛車

今度は、金を取られる心配はありませんので、▲4八飛には堂々と△2九馬とできるようになります。

現時点では一歩損で▲4八銀と受けられたとしても△6五馬から7六の歩を取り返せますので、歩損はなくなります。

これもこれで一局ですね。

ソフト評価値も先手が+50点ぐらいで全くの互角です。

無理やり四間飛車は手損が気になるという場合は、向かい飛車を試してみてはいかがでしょうか。

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