実践で、詰将棋っぽくなったので少しだけ変えて紹介したいと思います。
変えた所は、持ち駒であったり守りと関係ない駒であったりなどですね。
より詰将棋っぽくするために変えた感じです。
ちなみに5手詰みです。
盤上の駒は動かさずに持ち駒を全部打って詰みとなります。
そこまで難しくはありませんが、それほど簡単というわけでもなく、中級ぐらいの問題ではないでしょうか。
ヒントとしましては、王手は追う手で、ただ王手をかけていくだけですと、逃げられてしまいます。
中段玉ですので、いかに逃げ道をなくすかというのを考える必要があります。
退路封鎖の一手ですね。
その一手さえ見えれば、難しくないと思います。
答えはこちらになります。
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▲3三角△同金▲1六銀△2四玉▲2五飛までとなります。
▲3三角のときに△2五玉と逃げれば、▲1五飛までとなりますので、逃げることはできません。
△2四歩などの合駒は、▲1六銀で詰みとなります。
なので、△同金の一手ですね。
その後は一直線ですね。他に変化はありません。
ポイントは初手の▲3三角ですね。
△同金と取らせて金を吊り上げることによって、玉の退路を封鎖することができます。
後は銀と飛車を並べていって詰みですね。
こういうのが実践でもみえるといいんですけどね…
私は絶対見えないですね。実際指していて、全く分かりませんでしたし。
ちなみにこの局面は私が受ける側で、なんとか逃げようとしていました。
もう少し持ち駒も多かったので、詰みあるかな? とは思っていたんですが、やっぱりありましたね。
対局は、早指しというのもあり詰みを見逃してもらえて、なんとか拾えた感じでした。
こういう一手が実践でみえるといいな~と思うんですけどね。なかなか見えないんですよね。
詰将棋として出されると、駒捨てから考えるので、なんとなくみえるんですが…
実践ですと、読み抜けがあったりすると、すぐに負けにつながるので、なかなか指せないというのもありますよね。
という言い訳をして、今回はこれぐらいで。
また何か詰将棋っぽくなったり、詰将棋が考えられたりしたら紹介したいと思います。
ただ、詰将棋を作ったことはないので、そんなにうまいのはできませんが、頭の体操や暇つぶし程度にでもなればと幸いです。