将棋ウォーズ10分切れ負け。
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角道を開けて、すぐに▲4八銀と上がられたので、最近流行りのPona流早繰り銀が来るかな? と思いました。
が、角交換をされて普通の角換わり戦になりましたね。
相手の方は腰掛け銀にされて、私は6五桂急戦を狙っていました。
ただ、すぐに▲6六歩を突かれて、▲6五銀と腰掛け銀にされたので、6五桂急戦はできなくなりました。
とは言え、▲6六歩と突いたことによって、△6五歩が争点になるので、一長一短はあります。
相手は右四間飛車にされて、私の方は最近流行りの6二金、8一飛型に構えました。
右四間飛車は破壊力がありますが、△4四歩と突いていないため、▲4五歩が争点にならないんですよね。
なので、まだ大丈夫かな、と思っていました。
ここから、▲6七角と角を打たれました。
狙いは良く分かりませんでしたが、すぐに指されたので、研究手順なんでしょう。
ただ、ソフトは評価していなくて、600~700点ぐらいこちらに振れました。
どのソフトもだいたいそんな感じでしたね。
とは言え、人間同士の対局の場合、ちょっとでも読みミスが出ればすぐにひっくり返るので、あんまり関係ないですが。
私としては、右四間飛車に備えるため、△5四銀と腰掛け銀に構えました。
そこで、▲4五銀とぶつけられました。
ただ角をすでに打っているので、△同銀と取れると思って取ったんですが、これが良くなかったようです。
ちなみに角を打っていなければ、▲6三銀△同金▲7二角と打たれて、こっちが悪くなってしまいますが。
ちょうどNHK杯で千田六段と藤井四段との対局で、千田六段が銀ぶつけたような感じですね。
本譜では、△同銀以下、▲同角が飛車に当たるので、△5四銀と打つんですが、▲同角と取られて、△6三銀と打たれて、似たような筋ですね。
角が2枚こちらにあるので、こちらが少しいいんですが、ちょっと不満。
ということで、△同銀とは取らずに△5五銀と上がるのが正解のようです。
▲5六歩なら角道が止まるので、△4四銀と引いて、▲同銀△同銀で構いませんし、
▲5六銀とまたぶつけてくるのであれば、△4四銀上とつなげて、▲5五銀なら△同銀で問題ないようです。
ちょっと銀が狭いので、△5五銀は考えなかったです。
後は、飛車ラインに玉がいるのがイヤなので、△3一玉と引いたんですが、▲2五桂と跳ねられて、攻めてきましたね。
4筋に効かせるため、△4二銀と引いたんですが、△2四銀と上がったほうが良かったようです。
▲2六歩とつなげるのであれば、△3七角が入りますし、▲4四歩△同歩▲3四角は△3三歩と追っ払ってから、△2五銀と桂馬を取ればいいようです。
つまり、何をやっても桂馬が取れる状況ということですね。
無理に受けるなら▲2六銀もありますが、ここに銀を使うのであれば、桂馬を跳ねた意味があんまりないですからね。
銀が退いたら、▲4四歩ですね。
△同歩も考えたんですが、▲3四角と出られてうるさいかな? と思ったので、△3七角と切り替えしました。
▲4五飛なら△4四歩が飛車に当たってくるので、▲3四角がなくなります。
本譜のように▲4七飛であれば、△4六銀で飛車が取れます。
△3七角は右四間飛車に良く出てくる筋なので、覚えておいて損はないと思います。
右四間飛車側としては、▲3八金と上がって、その筋をなくしたりもしますね。
ただそうすると、玉が薄くなるのでどうかといった感じですが。
攻め切ってしまえば問題ありませんが、攻められなくなると、厳しくなります。
本譜に戻って、△4六銀は良くなかったようで、▲3七飛△同銀成に▲5五角と切り返されて、悪いようです。
なので、単に△1九角成としたほうが良かったようです。
▲3四角には、△4六香でこっちが良くなります。
なので、▲4三歩成△同銀▲同飛成とするしかなくて、こちらが良いです。
本譜は▲5五角を打たれなかったので、飛車を打てたんですが、△2八飛か△2九飛かで迷いましたね。
エルモは△2九飛を推奨していましたね。
▲6九角打とさせて、△8六歩▲同歩と突き捨て、△4四歩と手を戻すようです。
ただ、▲2三角成△同金に▲同角成が詰めろで入ってかなり怖いんですよね。
なので、この辺は何とも言えないですね。
そこからは攻め合いになり、なかなか相手玉が寄せきれず苦戦しました。
相手は桂馬を打って、2筋から攻めて来ようとしたんですが、△同龍と取れましたね。
▲同歩なら△5五桂で詰みますので。
これが見えないのはダメですね。
最後は相手が攻め手がないということで、投了されたんですが、受けられていたら、分からなかったですね。
こちらは2分しか残っていなくて、相手の方は5分ぐらい残っていましたので。
▲6八銀と引かれて、正直2分内に寄せ切る自信はないです。
悪手を指さない指し方といいますか、時間を使わずに無難な手を指す方法も考えないといけないですね。
なかなか難しい所ではあるんですが。