第66期 王座戦 五番勝負 中村太地王座と斎藤慎太郎七段の第5局が行われます。
ついに最終番ですね。これで勝った棋士が王座となります。
最初に斎藤七段が二局連続で取って、このまま王座を取るのかと思われましたが、中村王座が意地で取り返して、最終番まで持ってきましたね。
流れは2連続で勝っている中村王座でしょうか。
ただ、将棋は指してみないと分かりませんので、対局しない限りはどうなるか分からないですね。
成績とレーティング
中村太地王座
今年度成績:11勝8敗(勝率:57.8%)
通算成績:308勝174敗(勝率:63.9%)
レーティング:1735
順位:22位
<戦型選択>
居飛車:100.0%
矢倉:5.3%
角換わり:31.6%
横歩取り:19.7%
相掛かり:9.2%
力戦:11.8%
対抗型:22.4%
斎藤慎太郎七段
今年度成績:20勝10敗(勝率:66.6%)
通算成績:196勝89敗(勝率:68.7%)
レーティング:1787
順位:12位
<戦型選択>
居飛車:94.2%
矢倉:14.6%
角換わり:18.4%
横歩取り:16.5%
相掛かり:9.7%
力戦:17.5%
対抗型:17.5%
振り飛車:4.9%
中飛車:1.0%
相振り飛車:3.9%
力戦:1.0%
王座戦第5局の日程
2018年10月30日(火)9時から対局が行われます。
持ち時間は各5時間で、1日制となっています。
王座戦第5局のスケジュール
9時~ 対局開始
12時10分~13時:昼食休憩
18時10分~19時:夕食休憩
王座戦第5局の中継
ニコニコ生放送
解説は三浦弘行九段で、聞き手は本田小百合女流三段です。
AbemaTV
戦形予想
第3局が矢倉で、後は全部角換わりですね。
ということで、最終局の第5局も角換わりになるのではないでしょうか。
中村王座は早繰り銀も指しますので、早繰り銀も考えられますが、これまでの王座戦を見る限りですと、桂跳ねの急戦かじっくりとした腰掛け銀かでしょうか。
おそらく、腰掛け銀になると思います。
後はどちらが先手になるかですね。
中村王座が先手であれば、すぐに攻めていく手も考えられそうですが、斎藤七段が先手であればじっくりとした将棋になりそうです。