居飛車穴熊vs四間飛車穴熊~内龍は外龍に勝る~

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将棋ウォーズ10分切れ負け。

相手が四間飛車穴熊にされたので、こちらは居飛車穴熊で対抗しました。


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相手が美濃囲いにされたら、急戦にしようかと思っていました。

なので、18手目は、△9四歩と端歩を突いて、様子を見ました。

そしたら、▲1八香と穴熊を明示されたので、こちらも穴熊にすることにしました。

それからは、駒組みが進んでいって、33手目▲4八飛。

四間飛車穴熊

かなり積極的に動いて来られました。

まだ6九の金が囲いに入っていないですからね。

こちらはまだ動けませんから、駒組みを進めていきます。

端歩を突いて、様子見したので、一手遅れているのも辛い所です。

37手目▲3七桂。

四間飛車穴熊

桂馬も攻めに参加させましたね。

俗に言うパ○ツを脱ぐですが、将棋ウォーズですので、あのエフェクトが出たのではないかと思います。

こっちにも見せてもらえるといいんですけどね|д゚)

そんなこと言っていられなくて、問題は相手の速い攻めをどう対処するか? ですね。

私は、△2四角と上がって、けん制しました。

そのまま▲4五歩と突いてくるのであれば、角道が通るので、△5七角成が入ります。

ということで、相手の方は、▲5八金と上がられて、5七の歩を守りましたね。

四間飛車穴熊

問題はここでどうしようか? ということなんですよね。

このままですと、相手が攻めてくるのは目にみえていますし、一方的に受ける展開は勘弁してもらいたいんですよね。

受けるのは得意じゃありませんので。

ということで、△3五歩と突いて一歩交換したんですが、浮かむ瀬だったらどうするのかな? と見てみたら、△1四歩でした。

相穴熊戦での端歩は価値がありますし、角を1三に引けるのも大きいですね。

かなり味のある一手だと思いました。

その後の攻め筋としては間違ってなかったようで、△3五歩から一歩交換を狙っていくようです。

桂頭が弱いですからね。

そこを狙っていくのは自然ですよね。

問題はここ。

四間飛車穴熊

▲4五歩と仕掛けてきた局面ですが、これは△同歩の一手でしたね。

金銀いるから、問題ないんじゃないかと思って、△3二飛と回って、こちらが悪くなりました。

▲4四歩と取り込まれて、△同銀▲同角△同金▲同飛の金・銀と角の2枚替えですからね。

さすがにこっちが悪いです。

とは言え、桂頭を狙えばまだ勝機はあるんじゃないかと思って、△3六飛。

四間飛車穴熊

▲2五銀の飛車・角両取りを食らいました。

これが見えていないのはさすがにひどすぎますね。

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角と銀の交換なら桂頭の傷も残っているし、まだやれるかな? と思って△3五飛と引いたんですが、浮かむ瀬がいい手を2つ教えてくれました。

1つは、△4六飛と飛車をぶつける手ですね。

もう1つは、△3三角と引いて、飛車の交換なら相手の飛車の方が使えているので、こちらの方がいいですから、▲4三飛成と龍を作ります。

それに対し、△6二角と打って、銀を抜いてしまうそうです。

四間飛車穴熊

▲4五龍から、△2五角▲同龍で、結局角と銀の交換なんですが、△9九角成と馬を作る手が残っていますし、

▲同龍としたときに、△4六飛と手順に飛車が逃げられて、△3六歩も残るので、少し指しやすいですね。

もちろん、相手がいいことに変わりはないですが。

本譜は、角を取らせて、△3六歩と打って桂馬を狙いに行きました。

四間飛車穴熊

ここで、厳しい一手がありまして、▲5三角。

攻めにも守りにも効いた一手です。

△3三飛と引いたら、▲同龍△同桂▲3一角成から、穴熊が崩壊して、一気に寄り筋です。

なので、△3七歩成として、攻め合うしかないんですが、▲3五角成と飛車を取られつつ、良い所に馬を作られて、これはもう寄り付かないですね。

ただ、本譜は▲4五桂と逃げてくれたので、助かりました。

後は何とか攻め合いに持って行けて、龍も作ることができました。

相手は4筋に龍がいるのに対して、こちらは3筋ですので、内龍は外龍に勝るの格言通り、こちらが良くなりました。

四間飛車穴熊

飛車を弾こうと、▲3八金打とされたんですが、ここも迷いました。

1つは、△同龍として、▲同金△4九銀と割り打ちを入れて、攻める手。

もう1つは、△3六歩とつなげて、▲同金△同歩成と、と金を作って、と金で攻める手。

本譜は、△3六歩にしたんですが、うかむ瀬は、△同龍から割り打ちを入れる方を推奨していました。

そちらは、その後の攻め筋が思い浮かばなくて止めたんですよね。

うかむ瀬によると、▲4八金左なら、△同銀▲同金△3七歩と叩いて攻めていくようです。

▲3九歩と底歩を打っても同じなようで、▲4七銀であれば、△4六歩と叩くようです。

本譜は△3六歩からと金を作って、▲3八歩と受けられました。

四間飛車穴熊

ここでより厳しいのは、△4九金でした。

▲同金は△2八銀で詰みますから取れないんですが、△2九金と寄っても詰むようです。

ここで金が逃げられないのであれば、かなり苦しいですよね。

ただ、その一手は見えなかったです。

危なくなりながらも、何とか勝てました。

序盤のミスと終盤の甘い手が課題ですね。

特に序盤のは見えないといけない手なので、絶対直さないといけないです。

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