第43期棋王戦 五番勝負 第5局の渡辺明棋王と永瀬拓矢七段の対局が行われます。
最終局ですね。これで勝ったほうが棋王の座を手にします。
勝ったり負けたりを交互に繰り返しての第5局となります。
全くの互角ですね。
なので、どっちが勝っても全くおかしくありません。
渡辺棋王が防衛して、6期連続防衛となるのか、それとも永瀬新棋王が誕生するのか。
とても楽しみな一局です。
成績とレーティング
渡辺棋王
レーティング:1749
順位:18位
成績:20勝27敗(勝率:42.5%)
<戦型選択>
居飛車;90.8%
矢倉:14.3%
角換わり:27.6%
横歩取り:16.3%
相掛かり:7.1%
力戦:12.2%
対抗系:13.3%
振り飛車:9.2%
中飛車:7.1%
ノーマル四間飛車:1.0%
向かい飛車:1.0%
永瀬拓矢七段
レーティング:1855
順位:2位
成績:41勝12敗(勝率:77.3%)
<戦型選択>
居飛車:95.8%
矢倉:9.9%
角換わり:19.7%
横歩取り:25.4%
相掛かり:4.2%
力戦:12.7%
対抗系:23.9%
振り飛車:4.2%
角交換四間飛車:2.8%
向かい飛車:1.4%
日程
2018年3月30日(金)9時から行われます。
持ち時間は、各4時間で昼食休憩が12時~13時にあります。
それ以降、夕食休憩はなく、終局まで指し切ります。
中継
中継は、ニコニコ生放送とAbemaTVにて、行われます。
<ニコニコ生放送>
解説は佐々木勇気六段で、聞き手は和田あき女流初段です。
<AbemaTV>
解説は、阿部隆八段と山崎隆之八段で、聞き手は村田智穂女流二段と貞升南女流初段です。
戦型予想
第1局は永瀬七段の雁木で渡辺棋王の矢倉。第2局は角換わりとなり、永瀬七段は早繰り銀で渡辺棋王は腰掛け銀。
第3局も角換わりとなり、永瀬七段は早繰り銀から棒銀にして、渡辺棋王は腰掛け銀。
第4局は相掛かりで、永瀬七段は早繰り銀で渡辺棋王は腰掛け銀。
第2局からは基本的に永瀬七段が早繰り銀で攻めて、渡辺棋王は腰掛け銀で対抗しています。
そうなると、第5局も永瀬七段が早繰り銀にするかもしれないですね。そうなれば、渡辺棋王は腰掛け銀で対応すると思います。