第3期叡王戦の本戦が始まります。
初戦でいきなり豊島将之八段と高見泰地五段ですね。
豊島八段は以前からスキがないと言われていましたが、それに磨きがかかり、全くといっていいほどスキがなくなりました。
レートも現在1位で、A級順位戦も、5勝1敗と現在トップを走っています。
それに対して、高見五段は今期勝率7割の期待の若手ですね。
これはどうなるのか楽しみが一局です。
日程
豊島八段と高見五段の対局は、2017年12月19日(火)14時30分~となります。
持ち時間は各3時間で、切れると1分の秒読みです。
夕食休憩は18時~18時40分。
中継
中継は、ニコニコ生放送にて行われます。
解説は、屋敷伸之九段で、聞き手は山口絵美菜女流1級です。
屋敷九段の解説は分かりやすくて、タメになります。
戦型予想
お互い居飛車党なので、相居飛車の将棋になると思います。
ただ、豊島八段は順位戦で久保九段との対局で、相振り飛車も指されているんですよね。
なので、振り飛車にする可能性もなきにしもあらずですね。
久保九段が振り飛車党なので、対抗型を嫌って相振り飛車にしたということも考えられますし、振り飛車は指さないんじゃないかと思います。
相居飛車の将棋になるとしたら、横歩取りか矢倉かでしょうか。
豊島八段は雁木も指されていますが、高見五段は、矢倉を好んでいる印象があります。
ということで、豊島八段の雁木で、高見五段の矢倉という可能性も十分考えられます。
私はそれが一番見てみたいですね。
矢倉と雁木とどちらが強いのかというのも気になりますし、2人の差し回しも気になります。
なので、予想としては豊島八段の雁木で高見五段の矢倉ということにしたいと思います。
単純に見たいからでしかありませんが(苦笑)
どんな将棋になったとしても、かなり白熱した面白い将棋が見られるんじゃないかと思います。
お互い絶好調の強い棋士同士の対局ですので。
いい将棋になることは期待していいと思います。