第69期大阪王将杯王将戦七番勝負 渡辺明王将と広瀬章人八段の第5局が行われます。
第1局は相矢倉戦で渡辺王将の勝利。
第2局は角換わり腰掛け銀で広瀬八段の勝利。
第3局は角換わり早繰り銀で渡辺王将の勝利。
第4局は広瀬八段の矢倉に渡辺王将の雁木で広瀬八段の勝利。
渡辺王将の2勝、広瀬八段の2勝となっています。
お互い先手番で取り合う展開で、将棋は先手番が有利というのが如実に現れていますね。
ただ、どの対局も難解な局面が多く、最後までどちらが勝つか全く分からない展開ばかりですし、次の第5局も楽しみです。
成績とレーティング
渡辺明王将
今年度成績:38勝13敗(勝率:74.5%)
通算成績:654勝329敗(勝率:66.5%)
レーティング:1942
順位:1位
<戦型選択>
居飛車:95.4%
矢倉:10.8%
角換わり:29.9%
横歩取り:8.8%
相掛かり:13.4%
力戦:18.6%
対抗系:13.9%
振り飛車:4.6%
中飛車:3.6%
ノーマル四間飛車:0.5%
向かい飛車:0.5%
広瀬章人八段
今年度成績:24勝20敗(勝率:54.5%)
通算成績:418勝237敗(勝率:63.8%)
レーティング:1824
順位:7位
<戦型選択>
居飛車:96.9%
矢倉:10.5%
角換わり:38.7%
横歩取り:11.0%
相掛かり:9.9%
力戦:10.5%
対抗系:16.2%
振り飛車:3.1%
中飛車:1.0%
ノーマル四間飛車:1.6%
相振り飛車:0.5%
王将戦第5局 渡辺明王将vs広瀬章人八段の日程
王将戦は2日制で、2020年3月5日(木)3月6日(金)のいずれも9時から対局が行われます。
持ち時間は各8時間です。
先後は第1局と同じ渡辺王将の先手番ですね。
対局スケジュール
9時~ 対局開始
10時30分~ 午前のおやつ
12時30分~ 昼食休憩
13時30分~ 対局再開
15時~ 午後のおやつ
王将戦第5局 渡辺明王将vs広瀬章人八段の中継
有料になりますが、将棋プレミアムにて、中継されます。
2日目のみ解説があります。
解説は佐藤天彦九段で、聞き手は観戦記者の内田晶さんです。
毎日新聞にて、棋譜のみ無料で中継されます。
戦型予想
第1局が矢倉、第2局が角換わり腰掛け銀、第3局が角換わり早繰り銀、第4局が矢倉vs雁木となっていますね。
これまで全て戦型が異なりますので、あと残っているのは相掛かりだけですね。
なので、相掛かりと予想したいと思います。