第3期叡王戦本戦で渡辺明棋王と佐藤秀司七段が対局します。
渡辺棋王は、最近調子が悪いとのことで、今年は負け越しています。
いつもは、6割~7割ぐらい勝っている所を47%なので、かなり苦しんでいるのではないかと思います。
その渡辺棋王がどんな対局をするか、ですね。
調子の良い悪いは誰でもあると思いますし、調子が良いときは、そのまま突っ走っていって問題ないと思いますが、
問題は調子が悪いときですよね。
このときの対応が難しいので、渡辺棋王がどうやって調子が悪いときを乗り越えるのか、というのも気になります。
そういった所も将棋から見えると思いますので、この対局もかなり楽しみです。
日程
渡辺棋王と佐藤七段の対局は、2017年12月22日(金)14時30分から行われます。
持ち時間は、各3時間で、切れると1分の秒読みです。
夕食休憩が18時~18時40分あります。
中継
中継は、ニコニコ生放送で行われます。
解説は、糸谷哲郎八段で、聞き手は中村桃子女流初段です。
戦型予想
渡辺竜王も佐藤七段も居飛車党ですね。
なので、相居飛車の将棋になるんじゃないかと思います。
とは言え、渡辺竜王はゴキゲン中飛車も指しますので、相居飛車になるとも限らないんですよね。
基本的には、相居飛車になると思います。
佐藤七段は矢倉か相掛かりが好きなイメージがあります。
また、ソフトによる研究も取り入れているようで、居角左美濃急戦も指したりしていますね。
佐藤七段が居角左美濃急戦で、渡辺竜王の矢倉というのも見てみたいですが、さすがにその可能性は低そうです。
そこまでして、渡辺竜王が矢倉に持っていくとは考えにくいからです。
もしそうなるなら、渡辺竜王は相掛かりにする気がします。
なので、予想としては相掛かりですね。
どんな将棋になるのか? 楽しみですね。