第70回NHK杯テレビ将棋トーナメントにて、近藤誠也七段と山本博志四段の対局が行われます。
勝者は屋敷伸之九段との対局となります。
近藤七段はAbemaTVトーナメントでも朝日杯将棋オープン戦でも活躍していて、早指しも得意とされています。
山本四段も若手の強豪で、早指しは苦手ではないと思いますし、熱戦になると思います。
どんな将棋になるのか、楽しみです。
成績とレーティング
近藤誠也七段
今年度成績:6勝2敗(勝率:75.0%)
通算成績:157勝67敗(勝率:70.1%)
レーティング:1738
順位:17位
<戦型選択>
居飛車:100.0%
矢倉:18.3%
角換わり:32.2%
横歩取り:6.1%
相掛かり:20.9%
力戦:7.0%
対抗系:15.7%
山本博志四段
今年度成績:2勝4敗(勝率:33.3%)
通算成績:34勝25敗(勝率:57.6%)
レーティング:1563
順位:82位
<戦型選択>
振り飛車:100.0%
三間飛車:72.4%
相振り飛車:27.6%
NHK杯 近藤誠也七段vs山本博志四段の日程
2020年7月5日(日)10時30分から行われます。
持ち時間は各10分で、切れたら1手30秒の秒読みとなります。
また、1分単位で合計10回の考慮時間もあります。
先後は、振り駒で決まります。
NHK杯 近藤誠也七段vs山本博志四段の放送
放送はEテレにて、行われます。
解説は小倉久史七段で、司会は藤田綾女流二段です。
また、10時から将棋フォーカスも放送されます。
阿久津主税八段の講座「そこで端角!?アヒル戦法」もありますので、合わせてご覧ください。
戦型予想
近藤誠也七段は居飛車党で、山本博志四段は振り飛車党ですので、対抗系でしょう。
山本四段は三間飛車を得意とされていますので、三間飛車にすると思います。
トマホーク戦法という穴熊を狙い撃ちにする戦法も得意とされていますし、近藤七段が居飛車穴熊を目指すのであれば、トマホーク戦法が見られるかもしれません。
ただ、近藤七段は三間飛車に対して、銀冠が多いので、トマホーク戦法にはならないかもしれないですね。
対抗系も面白いですし、対局が楽しみです。