2017年電王戦佐藤天彦叡王vsポナンザを本人が解説

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2017年電王戦佐藤天彦叡王vsポナンザを本人が解説

ニコニコ生放送を見ていると面白いのがありましたよ。

電脳戦第一局の研究会とのことで、佐藤天彦叡王と永瀬拓矢六段が独自の視点で解説してくれるとのこと。

ただ、放送は今日なんですよね。

4月9日18時~とのことで、もう間もなくです。

佐藤天彦叡王とポナンザの棋譜、その時の表情から第一局を読み解くとのことで、結構面白そうですよ。

特に対局した佐藤天彦叡王本人から話が聞けるというのがいいですよね。

私が気になっている点は2点ありまして、

まずはポナンザの初手ですね。

いきなり▲3八金と上がりましたが、この手をどう思われたのか? 気になりますね。

後もう1点が△8六歩と飛車先を突いて、▲同歩△同飛▲8七歩に、△3六飛と横歩を取った構想。

この横歩を取った感触を知りたいです。

つまり、手得と歩得とどっちが得なのか? ですね。

もしかしたら、話してくれるんじゃないかと期待して、見てみたいと思います。

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<追記>

全部語ってくれましたね。

初手▲3八金

佐藤天彦叡王vsポナンザ

まずは何と言ってもこれですね。

佐藤叡王によると、ポナンザは、初手は22手通りの中から、ランダムにどれか一手を指すそうです。

その手は、

・▲8六歩以外の歩を突く手。つまり角頭以外の歩ですね。

・振り飛車にする手。つまり、▲5~7筋に飛車を動かす手ですね。

・▲6八金、▲5八金左以外の、金・銀・玉を動かす手。

これで、22通りだそうです。

▲1八香や▲9八香といった香車を動かす手はないそうです。

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佐藤叡王は、ポナンザが振り飛車にすると、少し指しやすくて、対戦時のような▲3八金はイヤな手だと言っていましたね。

また、一番イヤな手は、▲7八銀だそうです。

▲7八銀って、将棋実況者のアゲアゲさんもやっていましたね。

かなり優秀な戦法なようです。

ただ、△3四歩と角道を開けた場合、ポナンザは▲7九金として、▲7六歩と角道を開けるんだそうですが。

△8八角成▲同金で壁金の形が悪いので、▲7七銀から▲7八金と戻らないといけないので、手損なんですよね。

ただ、手損よりもバリエーションだそうで。

良く分からないです(^_^;)

序盤の△3六飛

電王戦

△3六飛と横歩を取らずに、△8四飛などと引いたりして、駒組みを進める展開ももちろんあるんですが、

そうすると、どっちが良いのかが分かりにくくなるから避けたとのことでした。

駒組みを進め合うと、主張が全く同じになってしまうからですね。

そこで、△3六飛と横歩を取ることで、ポナンザは手得の主張になり、佐藤叡王は歩得の主張に変わります。

主張がお互いに違ったほうが分かりやすくなるということですね。

終盤の▲7四歩

電王戦

終盤では、ポナンザのこの一手を上げていました。

このタイミングで突き捨てることで、△同飛と取らせないようにすることが目的だそうです。

もし、△同飛なら、▲8八金で角が動けずにただで取られてしまうからですね。

なので、△同銀としか取れません。

この絶妙なタイミングで、突き捨てられるのがポナンザの強さだそうです。

かなり詳しく説明してくれて、分かりやすくて楽しかったです(・∀・)!!

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