第66期王座戦 挑戦者決定トーナメントにて、深浦康市九段と藤井聡太七段の対局が行われます。
藤井七段は屋敷九段に勝ち、深浦九段は羽生竜王に勝ちました。
次は斎藤慎太郎七段か久保王将のどちらかとの対局となります。
ここまで来ると、本当に強い棋士しか残っていないですね。
誰が勝ち上がって、中村王座と対局することになるのでしょうか。王座戦もかなり楽しみです。
ただ、まずは深浦九段と藤井七段ですね。
炎の七番勝負では、藤井四段(当時)が勝ち、第3期叡王戦本戦では、深浦九段が勝ちました。
なので、非公式戦の炎の七番勝負も含めて、1勝1敗ですね。
非常に楽しみな対局です。
成績とレーティング
深浦康市九段
通算成績:814勝466敗(勝率:63.5%)
今年度成績:4勝1敗(勝率:75.0%)
レーティング:1758
順位:19位
<戦型選択>
居飛車:100.0%
矢倉:5.9%
角換わり:27.1%
横歩取り:11.8%
相掛かり:3.5%
力戦:32.9%
対抗系:18.8%
藤井聡太七段
通算成績:78勝12敗(勝率:86.6%)
今年度成績:7勝0敗(勝率:100.0%)
レーティング:1855
順位:2位
<戦型選択>
居飛車:98.7%
矢倉:10.1%
角換わり:22.8%
横歩取り:6.3%
相掛かり:12.7%
力戦:13.9%
対抗系:32.9%
その他:1.3%
第66期王座戦 挑戦者決定トーナメントの日程
2018年6月22日(金)10時から行われます。
持ち時間は各5時間で、1日制となっています。
第66期王座戦 挑戦者決定トーナメントの中継
ニコニコ生放送
解説は村山慈明七段と佐々木大地四段です。
解説は、12時40分~となっています。
AbemaTV
戦型予想
深浦九段も藤井七段も居飛車党なので、相居飛車の将棋になるでしょう。
どちらも振り飛車は全く指しませんので、相居飛車になるのは間違いないと思います。
過去の対局では、炎の七番勝負で矢倉になり、叡王戦本戦では力戦になりました。
また、深浦九段が力戦に持っていって、難しい将棋にする可能性は高そうですね。
藤井七段は研究が深いので、経験がものを言う力戦系であれば、深浦九段のほうが分がありそうですので。
また、定跡を外せばいいので、相手の手にかかわらず持っていけるのもいい点です。
定跡系となると相掛かりか角換わりでしょうか。
藤井七段は角換わりにする気がしますが、深浦九段が角換わりにはせずに相掛かりにする可能性もあると思います。