第59期王位戦予選トーナメントにて、藤井聡太四段と小林裕士七段の対局が行われます。
両者は一度対局しています。
第67期王将戦一次予選で、藤井四段がデビューから11連勝のかかった対局です。
デビューから負けなしの新記録を達成したときですね。
藤井四段はそれからもずっと勝ち続けたわけですが、小林七段としてはもう負けるわけにはいかないのではないでしょうか。
一度対局したうえ、プロになったからも対局も多くなりましたし、かなり対策してくるのではないかと思います。
日程と中継
第59期王位戦予選トーナメントは、10月19日(木)9時30分~行われます。
持ち時間は各4時間でまるまる1日かけての対局となります。
中継はAbemaTVです。
解説は、高野秀行六段と都成竜馬四段で、聞き手は:塚田恵梨花女流1級と貞升南女流初段です。
ニコニコ生放送では、中継されません。
代わりに、叡王戦六段予選の中継が行われます。
叡王戦はドワンゴ主催ということで、中継しないわけにはいかないですね。
叡王戦六段予選も、高崎一生六段、金井恒太六段、永瀬拓矢六段、千田翔太六段と好カードなので、こちらも見たいところではありますが。
ニコ生の場合、タイムシフト予約もできるので、後ででも見れるのが嬉しいですね。
戦型予想
前回の藤井四段と小林七段の対局は、角換わりになりましたね。
藤井四段が積極的に角換わりを目指しにいったような感じでしたが、今度はどうなるでしょうか。
小林七段は居飛車党ですから、当然相居飛車の将棋にはなると思います。
また、角換わりか、今度は相掛かりかですかね。
小林七段は攻めの棋風ですので、矢倉はおそらく指したくないのではないかと思います。
矢倉にすると、藤井四段が一気に攻めてくる可能性がありますので。
ああいった展開になるのが好まなそうなので、矢倉にはしなさそうです。
横歩取りは藤井四段が指さないので、そうなると角換わりか相掛かりかになると思うんですよね。
このどちらかということなんですが、今度は相掛かりになるでしょうか。
角換わりは一度戦っていることですし、別の戦法をぶつけたほうが可能性がありそうな気がしますので。
後は、小林七段がどう考えるかですね。
角換わりで何か研究していれば、角換わりにすることも十分考えられると思います。
どんな対局になるんですかね。楽しな一局です。