公式戦負けなしで、17連勝中の藤井聡太四段。
次の対局は、第30期竜王戦6組ランキング戦決勝で、近藤誠也五段です。
近藤誠也五段は居飛車党で、2017年3月2日に順位戦C級2組にて、小林健二九段に勝ちました。
C級1組への昇級が決まって、五段に昇段されました。
つまり、五段になったばかりですね。
とは言え、実力はありますよ。
第66期王将戦の挑戦者決定リーグ戦で、羽生善治三冠に勝っていますし。
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また、近藤五段のデビュー戦も藤井聡太四段と同じ加藤一二三九段です。
加藤九段との対局では、近藤五段が勝ちました。
デビュー戦は同じ加藤九段で、羽生三冠にもお互い勝っているということで、共通点の多い2人。
白熱した対局になりそうです。
日程
藤井聡太四段と近藤誠也五段との対局は、2017年5月25日10時~行われます。
持ち時間は各5時間。
昼食休憩が12時~12時40分で、夕食休憩が18時~18時40分です。
対局は、ニコニコ生放送にて、生中継されます。
対局終了後の感想戦まで放送されますよ。
感想戦はいいですよね。
指し手の意図とか聞けますし。
もっと長くやってもらっても全然構わないんですが。
さすがにそれは難しいですかね(^_^;)
戦型予想
相居飛車の対局になることは間違いないでしょう。
近藤五段は羽生三冠と相掛かりを指していましたが、藤井四段はどうなんでしょうか。
横歩取りや相掛かりはあまり聞きませんが、指さないんですかね。
指さないのであれば、矢倉か角換わりになるんじゃないかと思います。
どっちかというと、どっちなんですかね。
ウィキによると、近藤五段は矢倉が得意戦法とのことでしたが。
近藤五段の矢倉に対して、藤井四段の居角左美濃急戦になるんじゃないかと予想したいと思います。
藤井四段は金井六段相手に、居角左美濃急戦で攻め潰していましたし。
居角左美濃急戦の研究が進んでいるのであれば、矢倉に対してはほとんどそうするんじゃないでしょうか。
なぜなら、ソフトがそれを推奨しているからですね。
矢倉を目指すと、すぐに居角左美濃急戦で攻めに来ますし、居角左美濃急戦側が有利だという評価値が出ますので。
どうやっても、矢倉は攻められるというのがソフトの見解のようです。
もちろん、ソフトが絶対じゃないと思いますし、居角左美濃急戦を防ぐ手も出てくるかもしれません。
しれませんが、今の所は居角左美濃急戦側の有利の展開になります。
となると、藤井四段がまた居角左美濃急戦を指す可能性は大いにあるんじゃないかと思います。