第11回朝日杯将棋オープン戦本戦Bブロックが行われます。
Bブロックは、菅井竜也王位、渡辺明棋王、三浦弘行九段、広瀬章人八段の4名となります。
最強揃いの激戦区ですね。
タイトル保持者が2人いて、三浦九段と広瀬八段はタイトルは持っていませんが、順位戦A級ですからね。
すごい将棋が見られるんじゃないかと思います。
Bブロックで勝ちますと、Aブロックで勝った久保利明王将との準決勝が行われます。
その準決勝で勝った棋士が、羽生善治二冠か藤井聡太四段と決勝戦となります。
もうすごい対局しか残っていないですね。
その中に、藤井四段が残っているというのも、近い将来A級棋士になるんだろうなというのが伝わってきます。
日程
Bブロックは、2018年1月26日(金)に行われます。
持ち時間は各40分の早指しとなります。
対局時間は以下の通りです。
10時~ 渡辺明棋王vs三浦弘行九段
14時~ 菅井竜也王位vs広瀬章人八段
19時~ 勝者vs勝者
3局とも1日で行われます。
中継
・ニコニコ生放送
解説と聞き手は、横山泰明六段と高浜愛子女流2級です。
・AbemaTV
解説は、飯島栄治七段と大平武洋六段で、聞き手は和田あき女流初段と塚田恵梨花女流1級です。
戦型予想
まずは10時から行われる渡辺棋王と三浦九段の対局の戦型予想です。
両者とも居飛車党なので、相居飛車の将棋になる可能性が高いと思います。
渡辺棋王の場合、ゴキゲン中飛車も指しますが、基本的には居飛車ですね。
矢倉も角換わりも相掛かりも横歩取りも何でも指しますが、角換わりが両者とも得意なイメージがあるので、角換わりになるのではないかと思います。
続いて、14時から行われる菅井王位と広瀬八段の戦型を予想したいと思います。
菅井王位は振り飛車党で、広瀬八段は居飛車党ですね。
対抗型になるのは間違いなさそうです。
菅井王位がどこに振るのかというのもそうですし、かなり独創的な将棋なので、どんな形になるのかというのも全くわからないんですよね。
さらに、最近では居飛車も指すようになってきて、オールラウンダーになってきいていますし、どうなるか全く予想できません。
何かしらの予想はしたいので、予想としてはゴキゲン中飛車ということにしたいと思います。
ゴキゲン中飛車でも菅井流がありますし、得意とされているからですね。
どの対局もかなり面白そうですし、楽しみです。