第91期棋聖戦決勝トーナメント決勝にて、永瀬拓矢二冠と藤井聡太七段の対局が行われます。
糸谷哲郎八段に勝利した永瀬拓矢二冠と佐藤天彦九段に勝利した藤井聡太七段の対局ですね。
決勝はこの2人の対局になると予想された方は多いのではないでしょうか。
藤井七段は永瀬二冠に勝ちますと、初めてのタイトル挑戦で、最年少でタイトル挑戦となります。
現時点での最年少タイトル挑戦は、屋敷伸之九段で、同じく棋聖戦で17歳10ヶ月24日です。
どちらが渡辺明棋聖に挑戦するのでしょうか。
楽しみな一番です。
成績とレーティング
永瀬拓矢二冠
今年度成績:2勝0敗(勝率:100.0%)
通算成績:352勝134敗(勝率:72.4%)
レーティング:1929
順位:3位
<戦型選択>
居飛車:97.5%
矢倉:14.4%
角換わり:23.8%
横歩取り:18.8%
相掛かり:10.6%
力戦:11.2%
対抗系:18.8%
振り飛車:2.5%
角交換四間飛車:1.2%
三間飛車:0.6%
向かい飛車:0.6%
藤井聡太七段
今年度成績:3勝0敗(勝率:100.0%)
通算成績:172勝32敗(勝率:84.3%)
レーティング:1949
順位:1位
<戦型選択>
居飛車:98.9%
矢倉:11.1%
角換わり:29.5%
横歩取り:4.2%
相掛かり:13.7%
力戦:12.6%
対抗系:27.9%
その他:1.1%
棋聖戦決勝 永瀬拓矢二冠vs藤井聡太七段の日程
2020年6月4日(木)10時から行われます。
持ち時間は各4時間で、先後は振り駒で決まります。
棋聖戦決勝 永瀬拓矢二冠vs藤井聡太七段の中継
中継はAbemaTVにて、行われます。
解説は飯島栄治七段と村中秀史七段で、聞き手は千葉涼子女流四段と上田初美女流四段です。
戦型予想
永瀬拓矢二冠も藤井聡太七段も居飛車党ですので、相居飛車の将棋でしょう。
永瀬二冠は相掛かりも矢倉も角換わりもなんでも指せますね。
藤井七段が先手番であれば、間違いなく角換わりになるでしょう。
永瀬二冠が先手番の場合、何を指すかですね。
藤井七段の得意な角換わりで勝負するか、角換わりは避けるかですが、おそらく変えるのではないかと思います。
なので、相掛かりになると予想したいと思います。