第61期王位戦七番勝負の木村一基王位と藤井聡太七段の第二局が行われます。
第1局は振り駒の結果、藤井七段の先手になり、角換わりになりました。
藤井七段が先攻して、見事に攻めきり、藤井七段の勝利となりました。
見た目的には、藤井七段の圧勝という形ではありましたが、木村王位は受け将棋ですし、受けられないと一方的になってしまうのは、仕方ないですね。
実際は、かなり難しいところで、藤井七段の攻めが見事でしたね。
木村王位もチャンスはあったと思いますし、まだまだどうなるかは分かりません。
第2局が楽しみです。
成績とレーティング
木村一基王位
今年度成績:4勝1敗(勝率:80.0%)
通算成績:659勝381敗(勝率:63.4%)
レーティング:1792
順位:10位
<戦型選択>
居飛車:100.0%
矢倉:12.2%
角換わり:29.9%
横歩取り:22.4%
相掛かり:16.3%
力戦:6.8%
対抗系:12.2%
藤井聡太七段
今年度成績:12勝1敗(勝率:92.3%)
通算成績:181勝33敗(勝率:84.6%)
レーティング:1973
順位:1位
<戦型選択>
居飛車:99.0%
矢倉:11.9%
角換わり:30.2%
横歩取り:4.5%
相掛かり:13.4%
力戦:12.4%
対抗系:26.7%
その他:1.0%
王位戦第二局 木村一基王位vs藤井聡太七段の日程
2020年7月13日(月)9時から対局が行われます。
2日制で、7月14日(火)9時に封じ手から再開されます。
持ち時間は各8時間です。
先後は、第1局の振り駒の結果、藤井七段の先手番となりましたので、次は木村王位の先手番となります。
王位戦第二局 木村一基王位vs藤井聡太七段の中継
中継はAbemaTVにて、8時30分から行われます。
解説は中川大輔八段と八代弥七段で、聞き手は本田小百合女流三段と飯野愛女流初段です。
解説は郷田真隆九段と戸辺誠七段で、聞き手は伊藤沙恵女流三段と和田あき女流初段です。
戦型予想
第1局は角換わりでしたね。
次は木村王位の先手番ですので、木村王位が戦型を選べます。
角換わりは指さないと思いますので、相掛かりか矢倉かになりそうです。
木村王位はどちらも得意とされていますが、相掛かりのほうが多いので、相掛かりにするのではないかと思います。
相掛かりでは、木村王位は激しい変化に踏み込んだりもしますし、序盤から注目です。