第68期王座戦二次予選にて、藤井聡太七段と大橋貴洸六段の対局が行われます。
藤井七段は棋聖戦で渡辺棋聖と対局したばかりですが、もう次の対局ですね。
ずっと対局ができなかったのと強い棋士の宿命ではありますが、かなり大変ですね。
見ている側としては、藤井七段の完成度が高い将棋が見られるのは嬉しい限りですが。
ちなみに王座戦二次予選は、これが決勝で、勝者は挑戦者決定トーナメントへと進みます。
藤井七段は阿部隆八段に勝利していて、大橋六段は谷川浩司九段に勝利しています。
挑戦者決定トーナメントでは、斎藤慎太郎八段との対局が決まっています。
大橋六段はかなり序盤の研究も深いですし、どうなるか楽しみです。
成績とレーティング
藤井聡太七段
今年度成績:45勝0敗(勝率:100.0%)
通算成績:174勝32敗(勝率:84.4%)
レーティング:1964
順位:1位
<戦型選択>
居飛車:99.0%
矢倉:11.5%
角換わり:29.2%
横歩取り:4.2%
相掛かり:14.1%
力戦:12.5%
対抗系:27.6%
その他:1.0%
大橋貴洸六段
今年度成績:4勝1敗(勝率:80.0%)
通算成績:127勝47敗(勝率:73.0%)
レーティング:1714
順位:27位
<戦型選択>
居飛車:90.8%
矢倉:2.3%
角換わり:21.8%
横歩取り:16.1%
相掛かり:2.3%
力戦:18.4%
対抗系:29.9%
振り飛車:8.0%
中飛車:1.1%
ノーマル四間飛車:1.1%
角交換四間飛車:1.1%
三間飛車:3.4%
相振り飛車:1.1%
その他:1.1%
王座戦 藤井聡太七段vs大橋貴洸六段の日程
2020年6月10日(水)10時から対局が行われます。
持ち時間は各5時間で、先後は振り駒で決まります。
王座戦 藤井聡太七段vs大橋貴洸六段の中継
中継はAbemaTVで行われます。
解説は飯塚祐紀七段と石田直裕五段と藤森哲也五段で、聞き手は竹部さゆり女流四段と和田あき女流初段です。
戦型予想
藤井聡太七段は居飛車党で、大橋貴洸六段は居飛車も振り飛車も指すオールラウンダーですね。
戦型は大橋六段次第になりそうです。
ひねり飛車も得意とされていますし、独自の四間飛車もあります。
大橋六段の耀龍四間飛車を見てみたいですね。
それに対して、藤井七段がどう指すのかというのも気になります。
予想は藤井七段の居飛車穴熊、大橋六段の耀龍四間飛車としたいと思います。