第61期王位戦七番勝負 木村一基王位vs藤井聡太棋聖の第三局が行われます。
第1局は角換わり腰掛け銀になり、藤井棋聖が攻め勝って勝利となりました。
第2局は相掛かりになり、木村王位が藤井棋聖の攻めを受け止めて、木村王位の理想的展開になりましたが、藤井棋聖がそこから逆転して勝利となりました。
これで、藤井棋聖の2連勝ですね。
木村王位としてはなんとかこの1局取り返したいところです。
成績とレーティング
木村一基王位
今年度成績:5勝4敗(勝率:55.6%)
通算成績:660勝384敗(勝率:63.2%)
レーティング:1782
順位:10位
<戦型選択>
居飛車:100.0%
矢倉:10.0%
角換わり:28.6%
横歩取り:11.4%
相掛かり:32.9%
力戦:7.1%
対抗系:10.0%
藤井聡太棋聖
今年度成績:17勝3敗(勝率:85.0%)
通算成績:186勝35敗(勝率:84.2%)
レーティング:1978
順位:1位
<戦型選択>
居飛車:100.0%
矢倉:13.3%
角換わり:35.8%
横歩取り:2.5%
相掛かり:15.0%
力戦:16.7%
対抗系:16.7%
王位戦第三局 木村一基王位vs藤井聡太棋聖の日程
2020年8月4日(火)9時から対局が行われます。
王位戦は2日制で、8月5日(水)9時に封じ手から再開されます。
持ち時間は各8時間です。
先後は第1局と同じ藤井棋聖の先手番となります。
王位戦第三局 木村一基王位vs藤井聡太棋聖の中継
中継はAbemaTVにて、8時30分から行われます。
解説は飯島栄治七段と高野秀行六段で、聞き手は安食総子女流初段と貞升南女流初段です。
解説は行方尚史九段と増田康宏六段で、聞き手は渡部愛女流三段と塚田恵梨花女流初段です。
戦型予想
第1局が角換わりで、第2局が相掛かりですね。
次は藤井棋聖の先手番ですので、木村王位が横歩取りにしない限りは、戦型を選べます。
そうなると、一番得意な角換わりにするのではないかと思います。
木村王位が流れを変えるために、横歩取りにするのも十分考えられます。
最近、横歩取りも増えてきて、叡王戦で永瀬叡王が指していますし、JT杯でも高見七段が広瀬八段との対局で指しています。
あるいは、藤井棋聖が矢倉にするかですね。
矢倉も得意ですし、矢倉にするのもありそうです。
予想としては、角換わりとしたいと思います。